秋田いぶりがっこ協同組合

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2024.09.30

ホームページを開設しました。

2017.01.25

秋田いぶりがっこ協同組合のホームページを開設しました。

ここではいぶりがっこの豆知識から組合員の紹介、商品のご案内まで、いぶりがっこの情報を網羅したホームページです。是非ごらんください!

「いぶりがっこ」ってなあに?

今のように冷蔵庫が一般家庭に普及する前のお話。
雪国秋田では、食料が不足する厳冬期を乗り切るため、
塩や味噌、醤油などで食料を漬ける保存食文化が発達しました。
一般的に、だいこんを天日干しにして、漬物にしたものが「たくあん」です。
しかし、秋田は冬は日照時間が少なく、
気温も氷点下となる雪深い環境では、だいこんを干すことができませんでした。
そこで家の中の囲炉裏の上でだいこんを吊るし、燻すことで乾燥させて漬物をつくりました。
それが、「いぶりがっこ」の始まりです。
冬の寒さ、雪にも負けずに家族に美味しいものを食べさせたい、というまさに雪国の知恵の結晶です。
〈いぶり〉とはもちろん〈燻した〉という意味。〈がっこ〉とは秋田で〈漬物〉を意味する方言です。
楢や桜の木で燻すことで、独特の香ばしい燻製の香りを纏い、米ぬかを用いて漬けこみます。
かつては秋田県内の家庭で作られてたという郷土料理です。
現在ではさまざまな生産者が、先人たちの伝統の味と製法を守りながら、それぞれの味を今に伝えています。

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「いぶりがっこ」のつくり方

1.だいこんを収穫する

だいこんは全て秋田県産の白首大根。
契約栽培農家が育てた大根を使っています。

2.だいこんを水洗いし、縄で編む

入荷しただいこんを冷水で洗い、
満遍なく燻製させるために太いものから細い順に、
だいこんを手作業で縄編みします。

3.燻製作業

専用の燻製工場に縄編みしただいこんを吊るし、
楢や桜など広葉樹の原木を燃やした煙で3、4日間、昼夜燻す。
香りを付け、水分を飛ばすために最も重要かつ過酷な作業です。

4.漬け込み

燻製し終わっただいこんを、
米ぬかや砂糖、塩などで作った糠床で漬け込みします。
漬け込みには約2ヶ月ほど要します。

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秋田いぶりがっこ協同組合について

秋田いぶりがっこ協同組合は2014年8月に、
①いぶりがっこブランドの確立
②いぶりがっこの品質の向上と均一化
③統一された商品による販売の強化
④資材原料の共同購入

を目的として設立されました。
秋田県の風土と歴史が作り出した伝統食品である「いぶりがっこ」を守っていくこと。
そして、時代のニーズに合わせた環境整備や安心・安全への取り組みを行うため、
組合員とともに日々啓蒙活動、需要の拡大に努めております。

当組合の「いぶりがっこの定義」

1.秋田県産の桜の木や楢の木などの広葉樹で燻製する。
2.秋田県産の米ぬか床につけることとする。
3.原料のだいこんは国産の白首だいこんとする。
4.燻製のだいこんは水分50%以上乾燥させたものとする。

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組合員・商品の紹介

現在20の組合員で構成されています。

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いぶり屋 秋田名物「いぶりがっこ」専門店